ミステリー倉庫第2回

時々にぎやかし要員に書いてるミステリー倉庫ですが、ずいぶんと間が開いて第2回でございます。
第2回は「皮膚呼吸の真実」

皮膚呼吸の真実
世間じゃどれくらい認識されているのか知らないが、”人間は全身の皮膚を異物で覆うと皮膚呼吸ができなくなり窒息死する”という噂がある。
そもそもこれに根拠があるのか?と思って調べたところ、実はかの映画「007」ネタであることがわかった。
おそらくは、「007 ゴールドフィンガー(1964)」でシャーリー・イートン演じるジル・マスターソンがジェームズ・ボンドに協力してしまい全身に金粉(「ゴールドフィンガー」での敵ゴールドフィンガーは大富豪)を塗られ殺されたシーンがあまりに有名である事が発端らしい・・・(実際に塗っちゃう所007らしいというかなんというか・・・)。
なぜこうなったかというと、「ドクター・ノオ(1962)」「ロシアより愛をこめて(1963)」で一気に人気を勝ち取り「ゴールドフィンガー」では世界興行収入第1位を記録した007シリーズがこの”殺人法”を取り扱い、しかも原作者が実際戦時中にイギリス海軍諜報部に所属していたイアン・フレミングということで視聴者達は007を現実的に認識していた事も要因の一つ。最もこの後の007シリーズはSFっぽさを帯びていくのだが・・・。
ゴールドフィンガー」以前にも谷崎潤一郎の小説「金色の死(1914出版)」で全身に金箔を貼り”毛孔が塞がれ”て死亡する男や一部の児童向け雑誌に「金粉を塗ると1時間が限界」という記載もあり、日本では20世紀初期には知られていたとも考えられる。
どちらにせよ、世界に広めたのは「ゴールドフィンガー」である。
詳しい記述はこちら皮膚呼吸 - Wikipedia

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